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社名変更のご挨拶

脇 憲一
取締役社長
脇 憲一
 弊社は、明治29年(1896年)に我が国初の「計器」工場として創立されました。当時、Instrumentに該当する日本語が無かったため、創設者の和田嘉衡が「計器」と意訳し、かなりの期間において当社を表す固有名詞となっていましたが、今では一般名称として馴染みの深いものとなっています。その後、大正6年(1917年)に株式会社東京計器製作所、昭和23年(1948年)に株式会社東京計器製造所、昭和45年(1970年)に株式会社東京計器、平成2年(1990年)に株式会社トキメックへと社名を変更してまいりました。
 しかしながら、「東京計器」の知名度は国内外ともに依然として高く、そのブランドイメージも弊社の事業内容や経営理念をより的確に表しています。漢字表記の「東京計器」は、成長が著しいアジア地域でも覚えやすく、親しみやすいということもあり、また、英文表記の「TOKYO KEIKI」もTOKYOという単語から高品質の代名詞であるMade in Japanが想起されるため、国内のみならずアジアや欧米市場での新市場開拓に効果が大いに期待できます。
 このような考えのもと、弊社は平成20年(2008年)、「ヒトづくりによるモノづくりを通じて社会に貢献する」という創業の原点に立ち返り、東京計器の社名を復活させることを決意いたしました。

 現在、国内景気の後退による内需の低迷、米国など海外経済の減速による外需の減退、加えて鉄鉱石、原油などの資源高騰などにより、企業収益を圧迫するリスクがますます高まってきています。このような環境に晒されながらも「東京計器」の社名復活を機に、全従業員が1つになって「強み」を活かした独自の付加価値を生み出し、持続性のある競争優位を創出しながら成長サイクルを確立し、外部環境の変化にも耐えうる強靭な企業体質へと変革してまいります。また、未来に向けて永続的な成長を追求し、企業に課せられた最大の使命である企業価値を高め、お客様や株主の皆様、お取引先、従業員、地域社会など幅広いステークホルダーの期待と要請にお応えしてまいります。
 これを実現するために、市場の変化やニーズを先取りする新商品などの開発力と研究開発体制を強化し、海外の新市場開拓に向け販売拠点やサービスネットワークで差別化を図るためのグローバル展開を推進してまいります。これにあわせて、事業環境の変化に柔軟に対応できる生産技術力の強化と生産体制の整備も促進してまいります。

 また、企業の永続性を支えるのは「人」をおいて他にありません。この企業価値の源泉となる従業員1人ひとりの豊かな個性と燃える情熱を大切にしながら、さらなる成長のステージに向けて邁進してまいる所存です。

 一世紀以上にわたり継承されてきた「ヒトづくりによるモノづくり」の精神と最先端の技術によって、安全で安心できる快適な社会環境づくりを支えてまいります。皆様から選ばれる企業として更なる努力と研鑽を積み重ねてまいりますので、これからも皆様の温かなご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げます。

2008年10月1日