

DAPDNAのアーキテクチャは、並列度を上げ、動作周波数は比較的低く抑えつつ高性能を実現するというコンセプトに基づいています。従来型の高性能プロセッサに比較して消費電力を低く抑えることができるため、より環境に配慮した高性能システムの構築を可能にします。
DAPDNAはこのような特長により、MFP(多機能プリンタ)、画像による各種検査装置、診断装置等、性能を要求される様々な画像処理アプリケーションに採用されています。
東京計器では、DAPDNAによる高性能画像処理をより利用しやすくするために各種ライブラリのご提供、システムのご提案、設計受託等、各種ソリューションを提供しています。
また新たな応用に対する新たなライブラリの作成や課題解決のお手伝いも承っています。
以下にライブラリの一部とその性能例を紹介します。
基本画像処理ライブラリ
無償で提供している画像処理関数群です。各種画像フィルタや2値化、ヒストグラム計算など、画像処理アプリケーションでよく使われる機能を持っています。
DNAによる並列演算により実現されるハイパフォーマンスな画像処理をC言語上で関数を呼び出すだけで利用可能です。
| 機能 | 処理時間(単位μs) | |
| DAPDNA-2 | DAPDNA-IMX | |
| 2値化 | 322 | 219 |
| 絶対値差分 | 573 | 413 |
| 汎用3×3フィルタ | 579 | 461 |
| 汎用5×5フィルタ | 1053 | 854 |
| 接続フィルタ | 1141 | 855 |
| 膨張(最大値)フィルタ | 571 | 428 |
| 収縮(最小値)フィルタ | 570 | 427 |
| ガウシアンフィルタ | 579 | 461 |
| ラプラシアンフィルタ | 579 | 461 |
| 平均化フィルタ | 579 | 461 |
| 中央値フィルタ | 1003 | 821 |
| 切断フィルタ | 1141 | 855 |
| 反転フィルタ | 420 | 409 |
| 鮮鋭化フィルタ | 579 | 461 |
| ヒストグラム | 828 | 526 |
| 入力画像 | 3520×4960 ピクセルの風景画(A3 300dpi) | |
| 圧縮率 | 96% (52Mバイトのデータを2Mバイトに圧縮) | |
| 実行環境 | 一般的なPC(CPU 3.06GHz) | DAPDNA-2 |
| 処理時間 | 2365 ms | 338 ms |
| 処理速度 | 7 Mピクセル/秒 | 52 Mピクセル/秒 |
| 1Mピクセルの画像処理時間 | 1Mピクセル増すごとの増加時間 | |
| DAPDNA-2 | 4 ms | 1.5 ms |
| DAPDNA-IMX | 0.73 ms | 0.43 ms |